広島のお好み焼きが生まれたのは、戦後食べ物がない時代でした。
小麦粉とネギで作られた一銭洋食に次第に野菜やそばなどが加えられていって生まれたのがお好み焼きです。
広島のソウルフード!になっているお好み焼きですが、広島市内に現在800店以上のお店が存在します。広島といえば、お好み焼きと言われる所以ですね。
広島から生まれたお好み焼きなので、“広島風お好み焼き”ではなく、“お好み焼き”です。ここは広島人がこだわりを持っております。
広島市民なら誰もが子供の頃から慣れ親しんだ味で家庭でも作ることがあります。関西風などとは違い、生地で固めず、それぞれの食材を順に積み上げて行く事でそれぞれの食材の持つ旨みを個々に主張させた物をお好み焼きと認識し、それ以外をお好み焼きとは認めていない程のこだわりがあります。
嫌いな人は居ないと言っても過言ではない郷土料理として全国に胸を張っておすすめできます。10人10通りのお気に入りの店があり、月に少なくとも2~3回は食べないと気が済まないくらい市民にとっては依存料理の代表格です。お好みソースも2種類の物が主流で若干甘めの《オタフクソース派》と、やや辛めの《カープソース派》に別れます。広島のメーカーである《オタフクソース》がお好み焼き店の開業を支援していることもあり、《オタフクソース》を利用した店が多いです。
といっても食べる際の作法は特にありません。ヘラで切りそのままヘラでダイナミックに口に運ぶか、ヘラで切り分けてお皿などに取り分けてお上品にお箸でいただくかです。固い作法もなく、老若男女問わずにぎやかに自由に食べれるのも市民に愛される理由のひとつだと思います。
パークサイドホテル広島平和公園前では、パークサイドホテルから徒歩7分のところにあります「HAZEYA(はぜや)」さんを一番おすすめしています。
とにかくキャベツの水分をだして、蒸発させて、そのときにでた蒸気で野菜を蒸し焼きにする。こうすることで、野菜が温野菜の状態になり、野菜の旨みと甘みがお好み焼き全体に浸透して、ソースの味だけに頼らないおいしいお好み焼きが出来上がります。お好み焼きの材料 麺!こだわりのおいしい麺を焼く前にゆでるので、独特のもっちりした食感が生まれます。それから麺を焼くときに少しお好みソースをかけておくのがポイント!お好み焼き全体の味のバランスを考えて、大将が考えられました!お店のメニューはお好み焼きだけではなく、一品モノの鉄板焼きメニューが用意されていて、飲みながらつまむことができます。これが本当に安くて、おいしんです!あの!岸朝子先生がお店を訪れて、“肉詰めしいたけ”を食べられた時、「こんなにおいしい肉詰めがこんなところで食べられるとは、、、」と驚かれたほど! 一人でもとっても入りやすいので、ビールセットがおすすめですよ!1350円を頼むと、付き出し、鉄板焼き一品、お好み焼き、ビールがついてきます。
広島お好み焼きの創設者 井畝井三男(いせいさお)さんがルーツのお店。広島お好み焼きの元祖というべきお店です。
みっちゃんには系統があり、その中でも井三男さんの長男、井畝満夫(いせみつお)さんが未だにお店にたっている唯一のお店。休日は行列が道路にまではみ出し、1時間以上待つ事は広島人の常識である。広島最古のお好み焼き屋といっても過言ではないお好み焼き屋。あまりの人気ぶりに通常鉄板でいただくお好み焼きが、この店ではお皿で提供されはしで頂くスタイルになっているほど。ソースはオタフクソースに、みっちゃんオリジナルソースを作ってもらっているこだわりがあるお店です。パークサイドホテルからは徒歩20分とやや遠目ですが、広島にきたら一度は行っておきたい名店です。
広島人が“お好み焼きはどこがおすすめですか?”と聞かれたら、おそらく半数はこのお店を紹介するくらい有名なお店。地元の人からとにかく愛されていて、行列は日常茶飯事。
ホテルから徒歩20分
お店のこだわりは、メニューを見たらわかります。お好み焼きは、肉玉そば(うどん)のみ。普通は、チーズやねぎやキムチなどのトッピングが用意されていることがほとんどのこのご時世の中で、いまだに肉玉そばの基本路線から外れない精神はサムライスピリットを感じます。お店がある場所も、中四国最大の繁華街“流川・薬研堀”。飲んだ後に〆で八昌のお好み焼きを食べるのは、常識です。こちらでは鉄板でお好み焼きが提供されるので、ヘラではふはふ言いながら頂いてください。
お好み村とは・・・ズバリ一言で言うならばお好み焼きのテーマパーク!!
戦後まもなくの1950年頃、中央通りに屋台群が発生しました。それが、現在のお好み村のルーツとなっています。現在の新天地公園付近に移り約50軒近くの屋台が営業していましたが、1965年に公園として整備される際屋台は立ち退きとなってしまいます。移転先が見つからなかった14店が、1965年12月にお好み村を構成する事となります。当初はプレハブ風の2階建ての簡単鉄骨構造でしたが、1992年1月に建て替えが行われ、別名新天地プラザと呼ばれる複合ビルにて新たに出発されました。周辺に有名店がひしめき合う中で、お好み村は修学旅行や観光旅行のコースに組み込まれるまでになり、県外客が来客者の7割を占めるほど有名な観光名所となりました。
広島駅から歩いて10分。大将が丁寧に焼いたお好み焼きは唯一無二。
釣り好きの大将と奥さんのご夫婦で切り盛りさており、見渡すととってもきれいにされているのが印象的なお店。焼き始めから出来上がるまでの間、ものすごく丁寧に焼かれているのを感じることができます。そしてもう一つの特徴が、まったく押さえることがないのです。生地をひいてキャベツや豚肉、もやしをのせても押さえない。その後ひっくり返すときも押さえない。そして出来上がったお好み焼きを見て、まず思ったのがかっこいい!本当にスタイルがいいお好み焼きです。麺もパリッとして最高!このお好み焼きは相当美味しいです!
深夜3時まで営業されていますがいつ行っても満席!
広島の繁華街、流川の入口近くにあるお好み焼き屋さん。営業時間も深夜3時までと遅いですが、いつ訪れても満席!座れたらラッキー!!県外からのお客様ももちろん、地元のお客様も多く訪れる地域に愛されているお好み焼き屋さんです。お好み焼きはもちろん、鉄板焼きなどのメニューも豊富。